プロジェクト概要
日本コンサルタンツは2016年より、インド高速鉄道に用いられる設計、入札図書の作成、インド高速鉄道公社に対する入札支援を行ってきましたが、工事の進捗にともない、軌道、車両、車両基地、保守用車、運転訓練シミュレータの関する施工監理業務を、日本工営、オリエンタルコンサルタンツグローバルとコンソーシアムを組成し、インド高速鉄道公社より2022年8月に受注しました。 現在、工事開始となっているグジャラート州の軌道、サバルマティ車両基地、ならびに運転訓練シミュレータの製作工事に対し、スーラト、アーメダバード、デリーを拠点に施工監理業務を行っています。 インド高速鉄道公社と契約したコントラクターの作業が、設計および施工計画通りに行われているかチェックし、インド高速鉄道公社とPMIS(Project Management Information System)を通じ情報を共有しながら、工程、品質、安全などを管理しています。新幹線のコアシステムと言われるこれらのパッケージの施工監理は、日本の新幹線品質をインドで実現するうえでたいへん重要な業務です。