プロジェクト概要
インド初の高速鉄道プロジェクトは、ムンバイ~アーメダバード間で計画された延長約500kmの路線です。JICは、当プロジェクトの設計図書および入札図書の作成や、インド高速鉄道の事業者であるインド高速鉄道公社(NHSRCL)に対する入札支援業務を行う詳細設計業務を、日本工営、オリエンタルコンサルタンツグローバルとコンソーシアムを組成し、2016年12月にJICAから受注し業務を進めています。契約パッケージは、土木に関し、ムンバイ地下駅、海底トンネル、在来線駅併設部、特殊橋梁などの施工難易度の高い構造物や、高架橋の長い延長を有する土木一般部のパッケージがあり、現地調査、施工計画策定を行いNHSRCLと議論しながら設計図書や入札図書を作成するとともに入札支援を行ってきました。現在、多くの土木パッケージで工事が開始しています。また、軌道、車両、車両基地、保守用車などのパッケージについても、順次、入札手続きを進めているところです。