INTERVIEW 01
志は変わらない。
唯一変わったのは、
活躍するステージ。
車両コンサルタント
インド高速鉄道推進本部
係長 棚垣 貴光
2017年入社 / 大学院 機能工学専攻 修了
入社動機と駆け出しのころ
新たなステップを決断したのは
「仕組みを生み出す側になりたい」という思い。
ちょっと変わった子どもだったかもしれません。物心がつく前から鉄道好きでしたが、よくある「運転士になりたい」とか、そういった憧れはなく、いつも「この大きな乗り物はどういう仕組みで動いているんだろう」ということばかり考えていました。将来は、その仕組みに携わる仕事に就きたい。その思いは継続し、鉄道⾞両用ブレーキ機器を製造するメーカに就職。ブレーキシステムの設計をしていました。その仕事は、予想どおり大変面白いものでしたが、徐々に、指示されたものを作るのではなく「自ら仕様を考え、仕組みを生み出す側に回りたい」という思いが強くなり、次のステップに進むことを考え始めました。
仕事の詳細とやりがいについて
インドに高速鉄道を立ち上げる。
超大規模な国家プロジェクトに参画。
前職では、たびたび東南アジアの国々に出張する機会がありました。そして、頻繁に渋滞に巻き込まれ、その都度、地下鉄や高架鉄道など、インフラ整備の必要性を強く感じたものでした。だからこそ、自分たちが仕組みを考え、これらの国々の生活を豊かにしたい。そんな思いも背中を押し、日本コンサルタンツに入社しました。入社後、3年間のJR東日本への出向も含め、プロジェクトを俯瞰的に捉え、マネジメントすることの重要性を学べたことは、それまで、技術を中心に仕事をしてきた私にとって大きな収穫でした。現在は、インドにとって初の高速鉄道建設という、国家プロジェクトに参画し、鉄道⾞両の仕様作成に関する業務に従事しています。
未来への展望と働く環境・社風について
高い人間力と技術力をそなえた
「懐が深い鉄道コンサルタント」になりたい。
入社して間もない頃、インドのムンバイからアーメダバードまでの約500kmを3日間かけて踏査しました。このなにもない原野に地平線の彼方までレールが敷かれ、高速列車が走っている光景をイメージしたら、胸が熱くなり自分の仕事の意義の高さを実感しました。そのような一大プロジェクトを成し遂げるためには、言うまでもなく、鉄道の幅広い知識と経験は必要です。しかし、それ以上に、多くのステークホルダーを巻き込み、合意形成しながら進めていくための人間力が不可欠であると考えています。だからこそ、謙虚な姿勢で学び続けることが大切です。将来的には、技術や知識の提供だけではない「懐が深いコンサルタント」になりたいですね。
求職者のみなさんへ
この仕事にルーティンはありません。しかし、そこが醍醐味ですし、いたるところに成長の機会があります。現状に固執せず、つねに新しいことに挑戦していきたい、そんな思いを持っている方、ぜひ一緒に仕事をしましょう。
プライベート
休日は、家族との時間を大切にしています。出張で長期間家を空けることも多いですし、なによりも、まだ小さな我が子の成長を見逃したくないんですよね。習い事の送迎をしたり、一緒に公園で遊んだりしていると、あっという間に一日が終わってしまいます。
キャリアステップ
一日のスケジュール
国内本社での一日のスケジュール
- 5:00
- 起床、身支度、朝食、昼食・夕食準備
- 6:30
- 子供を義⽗⺟宅へ送ってその後出勤
- 9:20
- 勤務開始 メールチェック、部内会議出席、資料確認・作成など
- 12:00
- 昼食(お弁当、時々外食)
- 13:00
- 勤務再開インド側との協議出席、議事録作成など
- 18:00
- 勤務終了
- 19:30
- 子供を義⽗⺟宅にお迎え
- 20:00
- 帰宅 夕食
- 23:00
- 就寝
海外赴任中の一日のスケジュール
- 5:00
- 起床 身支度 (⽇本での午前中の会議があればオンラインで出席)
- 7:00
- 朝食
- 8:00
- ホテル発
- 9:00
- オフィス着 業務開始 メールチェック、クライアントとの協議準備、資料確認・作成など
- 12:00
- 昼食(大体ホテルの朝食をtake outしたもの、時々外食)
- 13:00
- 業務再開 クライアントとの協議参加、議事録作成など
(予定によりクライアントの事務所等へ移動) - 18:00
- 業務終了 オフィス発
- 19:00
- ホテル着 夕食
- 23:00
- 就寝