INTERVIEW 03
インド初の高速鉄道。
その歴史的プロジェクトに関われる
喜びと充実感。
土木コンサルタント
インド高速鉄道推進本部
部員 康田 雄太
2020年入社 / 大学院 理工学研究科 修了
入社動機と駆け出しのころ
途上国支援への強い想い。
日本コンサルタンツなら実現できると考えた。
学生時代に訪れたインド。目の前に広がっていたのは、交通インフラが整備されておらず、渋滞が常態化している光景でした。日本なら30分で行けるのに、ここでは60分以上もかかる現状。そこで暮らす方々にとって大きなストレスを与えていることはもちろん、大きな経済的損失を招いていると感じました。専攻してきた土木の知識を活かし、途上国を支援する仕事に就きたい。
日本コンサルタンツは、東南アジアの国々を中心に、鉄道事業の調査から設計~開発~運用に至るまで、ワンストップで提供していることに強く惹かれました。ここなら、自分が思い描く途上国支援ができるのでは。そんな思いから応募をしたのを覚えています。
仕事の詳細とやりがいについて
自分が設計したものがカタチになっていく感動。
「地図に残る仕事」に誇りをもつ。
とはいえ、鉄道事業の知識や経験がない私が、いきなりコンサルタント業務を行えるはずもありません。入社後半年間は社内で学び、その後1年半、JR東日本に出向して工事の発注業務や現場管理などをつうじて、ビジネスマンとしての素養や鉄道事業の基本的な知識等を身につけました。
現在は、インド高速鉄道のプロジェクトに関わり、設計・入札支援を担当しています。大規模なプロジェクトなので、たくさんの人が関わっていますし、商習慣などの違いもあり、壁にぶつかることもしばしばです。だからこそ、コミュニケーションを密にするなど、工夫しながら、一つひとつクリアしています。設計したものが、実際にカタチになっていく過程は、本当に感動的です。まさに「地図に残る」素晴らしい仕事だと自負しています。
未来への展望と働く環境・社風について
いつかはプロジェクトマネージャーに。
必ず成長できる環境がここにある。
社会に出て間もない私が、大規模プロジェクトに携われることに喜びを感じています。いまは、指示をこなし、先輩方に追いついていくのがやっとな状況ですが、徐々に力をつけていき、将来的には、プロジェクトマネージャーとして活躍したいと考えています。
そのためには、総合的な知識・経験、高い人間力を身につけていかなければなりません。ここにはそれらを学べる環境があるのが嬉しいですね。様々な分野の専門家が1フロアに集結し、年齢・経験に関係なく、フラットに意見交換や議論ができるのは、若手の私にとって大変恵まれた環境だと思っています。また、社員数が250名程度という規模のおかげか、フットワークが軽く、若い社員の意見もとおりやすい雰囲気があります。
求職者のみなさんへ
私のように鉄道の知識がなくても大丈夫です(笑)。あと、英語力も基本的な力があれば十分です。私も最初はインド英語が聞き取れなくて苦労しましたが、実践の繰り返しで慣れていきましたし、(会社の助成制度を活用しながら)自分でも勉強しており、今ではだいぶ上達しました。
プライベート
関西出身ということもあり、年に何回もライブハウスに通うほどお笑い好きです。最近の推しは「さや香」ですね。それと、自然に魅せられ、登山によく行きます。富士山や北アルプスといった標高の高い山から臨む「日本ばなれした」風景は圧巻です!
キャリアステップ
一日のスケジュール
国内本社での一日のスケジュール
- 7:00
- 起床
- 10:00
- 勤務開始
- 13:00
- 国内打合せ、インド企業との打合せ
- 19:00
- 退社
- 23:00
- 就寝
海外赴任中の一日のスケジュール
- 6:30
- 起床
- 9:00
- 勤務開始
- 10:00
- インド企業打合せ
- 17:00
- 打合せ終了、インドオフィス帰宅
- 18:00
- ホテル帰宅
- 22:00
- 就寝