INTERVIEW 04
より広範に鉄道の仕事がしたい。
エンジニアから
コンサルタントへの転身。
電気コンサルタント
都市鉄道推進本部
主任 和泉 洋
2017年入社 / 理工学部 物理学科 卒業
入社動機と駆け出しのころ
支援国の鉄道文化を支え、
発展させる人材を育成するミッションを担う。
前職では、鉄道用変電所などを施工する会社に勤めていました。5年が過ぎるころから、次のステップが頭をよぎるようになり、かねてから興味を抱いていた「海外をフィールドに活躍できる仕事」への転職を決意。日本コンサルタンツの門を叩きました。現在は、主に、電車に電力供給する設備等の基本設計を担っています。同時に、海外の鉄道事業者(エンジニア)向けの技術教育を支援するといった業務も担当しています。顧客(支援国)の現状に適した教育プログラムを考え、支援するのは、けっして簡単な仕事ではありません。しかし、その国の鉄道文化を支え、発展させていく人材を育成する大切な仕事。大きなやりがいを感じています。
仕事の詳細とやりがいについて
仕事を通じて、
臨機応変な判断力・対応力、そして積極性が格段にアップ。
前職では「現場で」「モノを造る」ことが仕事でした。逆に、現在は「机の上で」「設計する」ことが主な仕事になりました。ですから、上手くいかないことがあったとき「すぐに現場を確認できない」のは大きなストレスでした。そんなときは、現場にいる方に確認してもらったり、類似事例から類推したりといったように、その時々で考えられるベストの解決策をとるしかありません。こうした経験により、臨機応変な判断力・対応力が身につきました。あと、自分で思っていた以上に英語が苦手でしたね(笑)。なので、最初のうちは、クライアントとの意思疎通が大変でした。しかし、大変だと言っていても何も解決しません。とにかく積極的に会話することを心がけました。そのおかげで英語力はかなり上達しましたよ!
未来への展望と働く環境・社風について
必要な経験・知識は入社後に身につけられる。
必要なのは本質を追求する姿勢。
コンサルティングという仕事は、顧客が「どのような目的で」「なにを望み」「なにを達成したいのか」といったことの「本質」を理解し、提供することです。決して、ひとりよがりの考えを押し付けるものであってはいけません。ですから、最も大切なのは「顧客と同じ目線でものを見て、本質的な解を導き出すこと」。そのためには、自分の中に経験や知識の「引き出し」を数多くもつことが必要です。そういった意味において、(前職では依頼に基づいてモノを造る側だったため)鉄道事業者としての経験が不足していました。だからこそ、2年間にわたるJR東日本への出向は、コンサルタントとしての基礎力をつけるため、非常に貴重な経験でしたし、ありがたかったですね。
求職者のみなさんへ
自らが培ってきた知識や経験を、顧客が求めるカタチに変換して提供する。決して簡単ではありませんが、やりがいの大きさはお約束します。「海外」「鉄道」というふたつの言葉に心躍る方、ぜひお待ちしています!
プライベート
休日はアクティブに楽しみたい!と思っているので、近県の温泉に出かけるなど、ちょっとした小旅行が好きですね。あと、友人たちと行くキャンプも大好きです。ときには一人で行くこともあるほどハマっています。
キャリアステップ
一日のスケジュール
国内本社での一日のスケジュール
- 5:30
- 起床・朝食・通勤(通勤時間を利用して資格勉強をすることもあり)
- 8:00
- 午前の業務開始(打合せ、資料整理等)
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 午後の業務開始(打合せ、資料整理等)
- 17:00
- 退社・帰宅
- 23:00
- 就寝
海外赴任中の一日のスケジュール
- 6:00
- 起床・朝食
- 8:30
- 事務所へ移動(海外の状況により車で移動することが多いです)
- 9:00
- 午前の業務開始(電力技術における講義、打合せ、等)
- 12:00
- 昼食(現地ならではの料理を楽しみます)
- 13:00
- 午後の業務開始(現場調査、資料整理、等)
- 18:00
- 退社・宿泊先へ移動
- 19:00
- 夕食
- 23:00
- 就寝